
平成25年度 青少年のインターネット・リテラシー指標等
総務省では、青少年がインターネットを安全に安心して活用するためのリテラシー指標(ILAS※)について、以下のように実施概要を設けて、結果を報告しています。(※ILASはInternet Literacy Assessment indicator for Studentsの頭文字を取ったものです。)
ILASの実施概要等
・青少年に必要なリスク対応能力の分類
OECDのインターネット上の青少年保護にするレポートにおけるリスク分類をベースに、インターネット上の危険・脅威への対応に必要な能力(リスク対応能力)に関し、前記有識者検討会において以下の項目に整理
【青少年に必要なリスク対応能力】
1.インターネット上の違法コンテンツ、有害コンテンツに適切に対処できる能力
a.違法コンテンツの問題を理解し、適切に対処できる。
b.有害コンテンツの問題を理解し、適切に対処できる。
2.インターネット上で適切にコミュニケーションができる能力
a.情報を読み取り、適切にコミュニケーションができる。
b.電子商取引の問題を理解し、適切に対処できる。
c.利用料金や時間の浪費に配慮して利用できる。
3.プライバシー保護や適切なセキュリティ対策ができる能力
a.プライバシー保護を図り利用できる。
b.適切なセキュリティ対策を講じて利用できる。
【テスト結果】
テスト結果の全般的評価として以下の3点が挙げられています。
・全ての分類において平成24年度より平均点が向上。全体的にリスク対応能力の向上がみられる。
・平成24年度と同様に違法情報への対応と料金や時間の浪費への配慮に関する能力が相対的に高い。
・適切な商取引に関する能力が相対的に低く、引き続き弱点分野について啓発が必要
詳細はこちらをご覧ください。
出典:平成25年度 青少年のインターネット・リテラシー指標等(総務省)
出典:「平成25年度 青少年のインターネット・リテラシー指標等」の公表(総務省)
ライセンス情報
本記事は総務省から発表された「平成25年度 青少年のインターネット・リテラシー指標等」の公表(総務省)の資料をもとにサクシードが執筆しました。記事の公表に関しましては「総務省 当省ホームページについて」に従っております。
記事の投稿日
本記事の投稿日は実際の日付とは異なる場合があります。