Windowsコマンド TASKLIST

はじめに

本記事はサクシードが執筆したものです。Windowsコマンドの参考資料としてお読みください。(本記事の内容とお使いのPCのコマンドでは動作や機能など異なる場合があります。ご利用の際はご注意ください。)

TASKLIST

TASKLIST [/S システム [/U ユーザー名 [/P [パスワード]]]]
[/M [モジュール] | /SVC | /V] [/FI フィルター] [/FO 形式] [/NH]

説明:
ローカルまたはリモートのシステムで実行されているプロセスの一覧を表示します。

パラメーター一覧:
/S
システム 接続するリモート システムを指定します。

/U [ドメイン\]ユーザー
コマンドを実行するユーザー コンテキストを指定します。

/P [パスワード]
提供されたユーザー コンテキストのパスワードを指定します。省略された場合は、入力を要求します。

/M [モジュール]
指定された EXE/DLL 名を使用しているタスクをすべて表示します。モジュール名が指定されない場合は、読み込まれているモジュールすべてを表示します。

/SVC
各プロセスをホストしているサービスを表示します。

/APPS
Microsoft Store アプリと関連するプロセスを表示します。

/V
詳細なタスク情報を表示します。

/FI
フィルター フィルターによって指定された、与えられた条件に一致するタスクを表示します。

/FO 形式
出力の形式を指定します。
有効な値: “TABLE”, “LIST”, “CSV”。

/NH
出力するときに、”カラム ヘッダー”を表示しないように指定します。”TABLE” と “CSV” 形式でのみ有効です。

/?
このヘルプ メッセージを表示します。

フィルター:
フィルター名 有効な演算子 有効な値
———– ———– ———–
STATUS eq, ne RUNNING | SUSPENDED NOT RESPONDING | UNKNOWN
IMAGENAM eq, ne イメージ名
PID eq, ne, gt, lt, ge, le PID 値
SESSION eq, ne, gt, lt, ge, le セッション番号
SESSIONNAME eq, ne セッション名
CPUTIME eq, ne, gt, lt, ge, le 次の形式の CPU 時間
hh:mm:ss
hh – 時間、
mm – 分、ss – 秒
MEMUSAGE eq, ne, gt, lt, ge, le メモリ使用 (KB)
USERNAME eq, ne [ドメイン\]ユーザーの形式の
ユーザー名
SERVICES eq, ne サービス名
WINDOWTITLE eq, ne ウィンドウ タイトル
MODULES eq, ne DLL 名

注意: リモート コンピューターを照会するときは、”WINDOWTITLE” フィルターと “STATUS” フィルターはサポートされません。

Examples:
TASKLIST
TASKLIST /M
TASKLIST /V /FO CSV
TASKLIST /SVC /FO LIST
TASKLIST /APPS /FI “STATUS eq RUNNING”
TASKLIST /M wbem*
TASKLIST /S システム /FO LIST
TASKLIST /S システム /U ドメイン\ユーザー名 /FO CSV /NH
TASKLIST /S システム /U ユーザー名 /P パスワード /FO TABLE /NH
TASKLIST /FI “USERNAME ne NT AUTHORITY\SYSTEM” /FI “STATUS eq running”

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