Windowsコマンド FTYPE

はじめに

本記事はサクシードが執筆したものです。Windowsコマンドの参考資料としてお読みください。(本記事の内容とお使いのPCのコマンドでは動作や機能など異なる場合があります。ご利用の際はご注意ください。)

FTYPE

ファイル拡張子の関連付けに使われるファイル タイプを表示または変更します。

FTYPE [ファイル タイプ[=[オープンコマンド文字列]]]

ファイル タイプ
表示または変更するファイル タイプを指定します。

オープンコマンド文字列
このタイプのファイルを開くために使うコマンドを指定します。

パラメーターを指定しないで「FTYPE」と入力すると、オープン コマンド文字列が定義されている現在のファイル タイプを表示します。ファイル タイプだけを指定して FTYPE を実行すると、そのファイル タイプの現在のオープンコマンド文字列を表示します。オープン コマンド文字列に何も指定しないと、そのファイル タイプのオープン コマンド文字列を削除します。オープン コマンド内の %0 または %1 は、関連付けを使って開かれるファイル名で置き換えられます。%* はすべてのパラメーターを取得し、%2 は第 1 パラメーター、%3 は第 2 パラメーターを取得します。%~n は、第 n パラメーターから最後までのパラメーターを取得します。n は、2 から 9の値です。たとえば、

ASSOC .pl=PerlScript
FTYPE PerlScript=perl.exe %1 %*

と入力すると、次のように Perl スクリプトが起動されます。

script.pl 1 2 3

次のようにすると、拡張子を入力する必要がなくなります。

set PATHEXT=.pl;%PATHEXT%

スクリプトは、次のようにして起動できるようになります。

script 1 2 3

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